RESEARCH REPORT #01「記録」をエンタテインメントする

心を動かすドライブ映像は、誰もが「記録」できるものなのか

では、気持ちいいドライブ映像を撮るコツとは?
「高いカメラや特別なスキルは必要ありません。大切なのは『きれいに走る』こと。それは安全運転にもつながるので一石二鳥です」。
ドライブ好きであれば、比較的ハードルは低い。
同氏はさらに続ける。「初めて走るルートだと、どんな時間帯にどんな光景が広がっているかわからないし、車線変更を余儀なくされることもあります。事前に何度か走ってみることをおすすめします」。

また、cat2525jp氏は「記録したドライブ映像は、5年、10年たってから観ると別の楽しさがあると思います。同じルートでも新しいビルが建っていくし、周りを走っているクルマの車種もどんどん変わるので」と話す。
特に、2020年のオリンピック開催に向けて変化していく東京の都心部は、「記録」する意義が大きいかもしれない。

それゆえ「会場となるベイエリアの映像を定期的に撮っていきたい」と同氏。もちろん、歳月の流れによる変化を「記録」する楽しみは、東京に住む者だけでなくドライブを愛するすべての者の特権と言える。

最後に、当LABの研究課題の一つである「カーナビにほしい機能」について、「ウェブの地図情報サービスで作ったルートをカーナビに転送し、他のドライバーたちとそれを共有できたらいいなと。たとえば『海がきれいなルート』で検索すれば、画面に表示されるとか。そうなればドライブの楽しみをよりたくさんの人とシェアできます」。
実に同氏らしいコメントである。

音楽からイメージが湧き、それをドライブ映像にすることも。